トーマス・ファイ追悼
- ファインアーツミュージック株式会社
- 7月1日
- 読了時間: 2分
ドイツの指揮者トーマス・ファイ氏が、2026年6月24日に逝去されました。謹んでご冥福を お祈り申し上げます。 ファイ氏は、2014年の転倒事故により重度の外傷性脳損傷を負われ、その後は指揮活動 を続けることができませんでした。
1960年生まれ。若い頃にアーノンクールの薫陶を受け、独自の解釈を 追求するため、1985年にハイデルベルク・モテット合唱団、1987年にシュリアバッハ室内管弦楽団(のちのハイデルベルク交響楽団)、2003年にラ・パッショーネ、2006年にマンハイ ム・モーツァルト管弦楽団を結成しました。 活動の中心はハイデルベルク交響楽団で、モダン楽器を基盤に一部にピリオド楽器と奏 法を取り入れ、機動力と大胆さを兼ね備えた演奏で多くの録音を残しました。 同楽団は1999年にハイドンの交響曲全曲録音を開始し、ファイは61の交響曲・協奏交響曲(CD23枚分)を指揮。 しかし2014年の事故により中断を余儀なくされました。以後は、ベンヤミン・シュピルナー、 ヨハネス・クルンプらが後を継ぎ、2024年に全集を完成させました。







