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ベルリン・バロック・ゾリステン、創立30周年で原点へ。 樫本大進、クスマウルの魂を受け継ぎ《四季》に挑む!

  • ファインアーツミュージック株式会社
  • 3 日前
  • 読了時間: 5分

ベルリン・フィルハーモニー・レコーディングスから、ベルリン・バロック・ゾリステンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の 第1コンサートマスター、樫本大進によるヴィヴァルディ《四季》の新録音が発売。本作は2025年に収録され、《四季》出版 300周年およびベルリン・バロック・ゾリステン創立30周年という節目の年を記念する特別なリリースとなります。


◆ベルリン・バロック・ゾリステン:創立30周年で原点へ

ヴァイオリニストのライマー・オルロフスキーは、今回の録音について次のように語っています。「実は《四季》は、私たちが30 年前に結成した直後に最初に録音した作品でした。大成功を収めたのは、当時の第1コンサートマスターであり、アンサン ブルの共同創設者でもあったライナー・クスマウルの存在が大きかったのです。 今回、クスマウルに師事した樫本大進さん と共に再び《四季》を録音できることを、とても嬉しく思っています。」 ベルリン・バロック・ゾリステンは、1995年にベルリン・フィルのメンバーと古楽界の主要奏者が集まり、「モダン楽器で歴史 的奏法を実践する」という革新的な理念のもとに結成されました。当時、ベルリン・フィルでは古楽がほとんど演奏されてい ませんでしたが、クスマウルのバロック音楽への情熱が大きな推進力となりました。17~18世紀作品をモダン楽器で演奏 するという選択により、アンサンブルは独自の音色を確立し、現在まで受け継がれています。2012年のクスマウル退任後 は、ベルンハルト・フォルク、ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ、フランク・ペーター・ツィンマーマンらが芸術監督を務め、 2018年からはラインハルト・ゲーベルが芸術監督を務めています。


(C)Keita Christopher
(C)Keita Christopher

◆樫本大進:クスマウルの薫陶を受けた後継者として

樫本大進は、ベルリン・バロック・ゾリステンとの共演について次のように述べています。 「オーケストラで日頃から一緒に演奏しているので、自然に呼吸が合います。クスマウル先生から受けた影響は、私にも、こ のアンサンブルにも共通しており、それが強い結びつきになっています。」 樫本はジュリアード音楽院、リューベックでザハール・ブロン、そしてフライブルクでのクスマウルのもとで研鑽を積み、数々 のコンクールで受賞。2009年、30歳でベルリン・フィルの第1コンサートマスターに就任しました。ソリストとしても国際的に活 躍し、バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを持ちます。


本アルバムのジャケットには、画家ヨハネス・イッテンによる《Vier Jahreszeiten》を用いたコラージュ作品を採用。付属のブッ クレットには、樫本大進とライマー・オルロフスキーのインタビューに加え、《四季》300周年を記念したベンジャミン・プアによ るエッセイを収録しています。(日本語訳付)


【収録曲】

ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》 op.8-1~4

協奏曲第1番 ホ長調 RV 269〈春〉(15ʼ21)

協奏曲第2番 ト短調 RV 315〈夏〉(12ʼ41)

協奏曲第3番 ヘ長調 RV 293〈秋〉(13ʼ24)

協奏曲第4番 ヘ短調 RV 297〈冬〉(15ʼ23)


ベルリン・バロック・ゾリステン 樫本大進(ソロ・ヴァイオリン)

(メンバー)

第1ヴァイオリン:ヴィリ・ツィンマーマン、ドリアン・ジョジ、アレッサンドロ・カッポーネ、ロクサーナ・ヴィスニエフスカ

第2ヴァイオリン:エヴァ・ラブチェフスカ、ライマー・オルロフスキー、ヘレナ・マドカ・ベルク、ヨハンナ・ミュラー ヴィオラ:ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン

チェロ:シュテファン・コンツ

コントラ バス:ウルリヒ・ヴォルフ

チェンバロ:ラファエル・アルパーマン

リュート:アンドレアス・アレント


録音:2025年1月22-25日、B Sharp Studios

収録時間:56分49秒

品番:BPHR-260541(SACD Hybrid)

販売価格:6,600円(税込)

日本語解説付

5月下旬発売予定


■ベルリン・バロック・ゾリステン

歴史的知見に基づく演奏の実践と現代楽器の融合。これが1995年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーと古 楽界の第一人者たちが「ベルリン・バロック・ゾリステン」を結成した際の構想である。このアンサンブルの結成は革新的な プロジェクトだった。なぜなら当時、ヴァイオリニストのライマー・オルロフスキーが回想するように、「私たちのオーケストラで 古楽はまったく扱われていなかった」からだ。しかし、ベルリン・フィルには、バロック音楽への情熱で同僚たちを魅了した、 第1コンサートマスターのライナー・クスマウルがいた。このアンサンブルのメンバーは、17世紀と18世紀の音楽作品を現代 楽器で演奏することを意識的に決定した。その結果、彼らは独自の、まごうことのない音色の文化を育み、それが今では彼 らのトレードマークとなっている。2010年にライナー・クスマウルが引退した後、ベルリン・バロック・ゾリステンは、ベルンハ ルト・フォルク、ダニエル・ホープ、フランク・ペーター・ツィマーマンらに芸術監督を委ねた。2018年からは、ラインハルト・ゲー ベルがこのアンサンブルを率いている。


■樫本大進

国際的なオーケストラのソリスト、そして人気の高い室内楽奏者として、樫本大進は世界中の主要なコンサートホールに定 期的に客演している。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターとして長年にわたり培ってきた豊富な 経験は、クラシックから現代音楽まで幅広いレパートリーを説得力をもって演奏するソリストとしての活動にも発揮されてい る。3歳の時に東京で初めてヴァイオリンのレッスンを受けた。7歳でジュリアード音楽院プレカレッジに史上最年少の生徒 として入学し、11歳の時、ザハール・ブロンに招かれリューベック音楽大学に留学。1999年から2004年まで、フライブルク音 楽大学でライナー・クスマウルに師事した。10代の頃から主要なコンクールで成功を収め、1993年のメニューイン国際コン クール・ジュニア部門で第1位、1994年のケルン国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、1996年のフリッツ・クライスラー国際 コンクールおよびロン=ティボー国際コンクールで第1位をそれぞれ獲得した。2007年より、赤穂と姫路で開催されるル・ポ ン国際音楽祭の音楽監督を務めている。使用楽器は、株式会社クリスコ(志村晶代表取締役)から貸与された1744年製の グァルネリ・デル・ジェス「ド・ベリオ」




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